アルケミラの小部屋

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イセスの修学旅行日記 3日目 その1

 6月26日(金曜日)   天候:快晴

 修学旅行3日目。今日も絶好の修学旅行日和。ディスティニーサーガの
打ち合わせもうまく進んでいるみたいで一安心。今日の朝食は和食。焼き魚
の種類まではわからなかったけど、身に程よく脂が乗ってて美味しかったな。
お箸で綺麗に焼き魚の身を剥いてたら、驚かれたっけ。箸使いを練習しててよ
かった。……母さん、元気かな。


 3日目はとにかく予定が詰まっていて大変。すごいタイムスケジュールになっ
てるから、効率よく動かなきゃ。まずは最初に銀狼の騎士団の方と今治観光へ。
今治はタオルの名産地だった、って今回で初めて知ったんだよね。そんなことも
知らなかった僕だけど……平和な町並みを見てると感じる、重く、強い実感。僕
たちは、この町並みを、この景色を守ったんだ。


 僕をそんな気持ちにさせてくれたのは、一緒に行動していた銀狼騎士団のメン
バーにして沙希さんのクラスメイト。今治出身の呪言士、吉師さんのおかげかもし
れません。ぶっきらぼうに見えるけど、とっても気配り上手な吉師さん。銀狼の皆
さんと、いつも美術室の解説で「吉師さん可愛いよね」って大盛り上がりの、優し
い吉師さんとも、あの戦いに敗れていたら、運命の糸は結ばれてなかったんだ。
そう思ったら、急に、この何気ない観光がとても贅沢な運命の奇跡なんだ、って
感じられて、いつもより、余計に楽しくなっちゃった。


 吉師さんのエスコートで、僕たちはタオル美術館へ。吉師さんは地元だ、と言っ
て案内してくれたけど、地元なだけであんなにガイドさん顔負けの解説、って出来
るのかな? きっとかくれてガイドの練習を……吉師さん可愛いなぁ……タオル
美術館に行くグループはシュヴールさんのクラスメイトも加えた、かなりの大所帯。
何だか団体旅行って感じがして、人数の多さだけでも楽しかった。


 吉師さんの案内で回った美術館の展示タオルの種類の多さ。タオルの製造工
程に僕やクレイドルさん、ヴァンさんや汐音さんはただただ驚きっぱなし。タオル
一枚でも、こんなにも、と思うくらいの豊富な種類、複雑な工程を経てるんだな…
なんだかプチ社会見学の気分。クレイドルさん、カイル・クレイドルさんは銀狼騎士
団で少し前まで団長代行をされてたカイト先輩の弟さん。カイト先輩の行動に頭を
痛めてる姿を見ると、なんだか親近感が湧きます……姉さん自重してね……

 ヴァンさんは僕の今のクラスメイト。中学生とは思えない長身の持ち主で…ひ
そかに「あれくらい身長欲しいなぁ」って思ってたり。吉師さんがいっしょうけんめ
い僕たちのお土産タオルを探してくれてる姿に、「素敵な人ですよね」って言っ
たら、力強く同意が。やっぱりいいなぁ、吉師さ……あれなんの日記だっけ。

 
 ふと気がつけば自分のタオルを選んでない吉師さん。汐音さんが「自分の分は
どうしたんだ?」って聞けば、「俺の分はいい」。これはもう、皆して選んであげる
しかないよね、吉師さんに似合うタオルを! みんなでわいわいと吉師さんのタオ
ルを選んだ後は、記念撮影。交代で写真を撮っている時に、ふと気づけば…王仁
丸さんの、嬉しそうな笑顔。あまり、話さなくて、表情を変えない人の、心の底か
ら振り絞るような笑顔が、美術館での最後の、一番強い思い出。きっと、僕も、
この銀誓館の人と本当の意味で仲間になれたとき、あんな顔で、笑ってたんだろ
うな……そう思うと、胸が熱くなった。時間の関係で、タオル美術館はここまで。
焼き鳥は食べたかったけど、仕方ないよね。次は、皆とのサイクリングだもん。


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