アルケミラの小部屋

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アルケミラとイセスのこべや その23


 (ある朝の会話)


 君は最近、みんなにお手紙を貰ったり、怒らせたり、自分の言葉を伝えてばかりだね。


   イセス「うん、そうだね。でも、君はそれに何も言わない」


 うん。だって、そうしないと、皆ともっと、今より仲良くなんてなれないもの。
 少なくとも、今の今まで、皆は君の奥深くの部分までは知らなかったじゃない。


   イセス「仲良しよりも、踏み込んで?」


 お話をしたり、一緒に遊びに行ったりするのは本当の友達じゃなくても出来るもの。
 でも、本当の友達には、君が何を考えて、動いているのか知らないとなれないじゃない。


   イセス「だから何も言わない?」


 ええ。一番のイセス贔屓だもの、私。
 それに、ぶつかり合わずに築いた友情よりも、ぶつかって磨いた友情の方が綺麗。


 好きな人のこと、大事にするのもいいけれど。
 貴方と汐音ちゃん、どれだけ重い儀式を交わしても、まだ
 “本当の恋人”にはなれてないんじゃないかな、。
 
 もちろん、恋の形はそれぞれだけど。それでも、ね。
 もう少しお互い、素直にならなくちゃ。


    イセス「……初めて、君に汐音さんとのこと言われたね」


 今年からステップアップでしょう?
 だから、姉としての助言。スタートおめでとう、可愛い弟さん。


    イセス「ありがとう、姉さん。それじゃあ、いってきます」


 ええ、いってらっしゃい。


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